スタッフ紹介
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武内 久幸 ~Hisayuki Takeuchi~
専門:一般歯科・咬合・外科・入れ歯
「歯の咬み合わせを変えたらどうなるのだろう?」
私が歯科医師になりたての時にふと思い、軽い気持ちである実験をしました・・・。もちろん人の咬み合わせを勝手に変えるわけにはいかないので、自分の口の中のつめ物を3カ所、少しだけ高くしてみたのです。
身体に変調が出始めたのは1ヶ月後でした。夕方17:00頃に決まって肩凝りと頭痛が起こるようになり、生まれて初めて喘息の症状が出て、半年後には呼吸困難を起こし、救急車で運ばれるほどに悪化してしまったのです。
私は九州の野山で育ち、健康には自信があったのですが・・・。
つめ物は修正して高さを元に戻しましたが、一度壊れた身体は元には戻りませんでした。
私は体調を回復するために西洋医学だけでなく、カイロ、針灸など様々な医療を試してきました。
しかし劇的に回復させたのは自分に一番身近な領域、「歯科」でした。壊れた身体を回復するためには、それに対応した咬み合わせ療法が必要だったのです。
そこから、身体の健康に直結する歯科治療への本当の学びが始まりました。
予防処置、レジン充填、根管治療、支台築造、歯冠形成、印象採得、補綴物の製作から装着までより深く追求すべく、卒後、南カリフォルニア大に出向き、研修を行いました。また、必要な技術と情報を求め、アメリカ・スウェーデン・スイス・イタリアと、海を渡り歩きました。
補綴物は院内に技工室を併設し、ピュアーオーダーにこだわるため、顕微鏡を使い虫歯や歯周病になりにくい精密な冠がつくれる人材を探すことから始めました。技工士専門学校に直接出向いたのもそのためです。
また、衛生士はその当時の衛生士の研修先で出会った講師の先生に依頼したところ、快諾を得て今まで20年間共に仕事をしてきました。。
「お口の健康=身体の健康」
このコンセプトに気付いたのは若気の至りともいえるこの体験があったおかげ。歯科の本当の大切さや価値を教えてくれたこの体験に今では感謝しています。
私自身、休日には所属しているクラブチームでサッカーを楽しめるくらい健康になり、充実したライフワークを送るために必要な“歯”というものの重要さを私自身が強く感じています。
当医院では、徹底した予防処置から咬み合わせ治療まで、患者さんそれぞれに応じた処置をするためにスタッフ一同、常に研修し、準備しています。私は、あなたのお口の健康の先にあるライフワークに、幅広い知識と技術と熱いハートで対応していきます。
略歴
- 1987年 壱番館デンタルオフィス(現:国立t歯科)開業
- 2001年〜 医療法人社団 厚誠会 講師
- スタディーグループ「おたまの会」主宰
- 2010年〜2013年 東京医科歯科大学技工士学校 講師
- 2011年 テンプレート研究会講師
所属・資格
- 日本顎咬合学会 認定医
- テンプレート研究会 認定医・指導医
- CDC(Congenial Dentists Club) 会員
- JACD(Japan Academy of Comprehensive Dentistry)会員
- JCPG (Japan Clinical Periodontal Group)
- ITIメンバー(International Team for Implantlogy Member)
主な論文・発表
- ハーバード大学インプラント科(ウエーバー教授)優秀賞受賞
- 「1歯補綴から考えるDr-DT-DHチームアプローチの本質」前、後 QDT 35-11 2010年
- 「全顎処置への簡単な装置によるMTMの応用」日本歯科評論 2012年
- 「脳幹と直結する歯」 歯界展望 2013年
- 「10年間顎堤で食べていた男性患者の症例」補綴臨床 2014年
- 「長期経過症例から考える咬合治療の可能性」 補綴臨床長期連載 2015年~2016年
- 「咬合挙上の一症例-20年経過症例から考える-」国際歯科学士会日本部会雑誌 2018年7月
著書
- 症例から読み解く咬合の5大因子・10の要点 咬合医学の臨床入門 2020年9月
(画像をクリックすると拡大します)
2020年9月に理事長が執筆した著書「症例から読み解く咬合の5大因子・10の要点 咬合医学の臨床入門」が出版されました。
これまで行った咬み合わせ治療の症例を基に、咬合治療のいろはをはじめ、全身への影響などについてまとめています。興味がある方はぜひ、ご覧ください。
海外研修歴
- 1982年 University of South California
- 1983年 Goteborg University (Sweden)
- 1989年 American Academy of Periodontology
- 1994年 World of Esthetics in Firenze
- 1998年 American Academy of Periodontology
- 2005年 American Academy of Periodontology
- 2008年 Harvard Dental Implant Course
- 他多数 受講
武内 たかみ ~Takami Takeuchi~
専門:小児矯正・成人矯正
こんにちは、国立t歯科で矯正治療を担当しております武内たかみです。歯列矯正医として歯科医療にかかわり四半世紀が過ぎました。その間、矯正治療も日進月歩。理論・技術・矯正装置も進歩変化してきました。でも、私の臨床で大切にしていることは、変わっていません。
それは、
① 木を見て森も見る
② 説明の重要性
③ 自分が、自分の家族が、してほしい矯正治療
ひとつずつ、少しお話させていただきます。
①木を見て森も見る
長年、矯正臨床をする中で、つくづく感じていることは「からだはひとつ、つながっている」ということです。
医療の細分化は、その専門性を高めることにより飛躍的な進歩をもたらした…という点では意味があります。
しかし臨床の場で自分の専門分野だけ診ていては、患者さんにとって良い治療結果は得られないと思っています。
矯正治療だからと言って歯並びだけを診るのではなく、歯の周りの筋肉(舌。口唇等)のバランス・呼吸・顎関節・姿勢・咬み合わせの全身への影響等を診てゆくことが大切です。
②説明の重要性
矯正治療は、患者さんと医師とが共に行っていくものだと思っています。患者さんが受身の治療でなく、積極的に治療に関わっていけるためには「今、私の口の中では、何のために、どういう治療が行われているのか」ということを理解していただくことが大切です。
また、十分な説明は、患者さんの「安心」にもつながります。リラックスして矯正治療を受けていただくためにも、十分な説明は必要不可欠だと思っています。
③自分が、自分の家族が、してほしい矯正治療
目指している臨床を一言で言いなさい・・・と言われたら、この言葉になると思います。矯正治療法といってもひとつではありません。矯正装置も実に多くの種類があります。
患者さんの治療方針を決めるのは、もちろん科学的なデータ分析ですが、根底には「この患者さんが、自分だったら、自分の家族だったら、どういう治療をしてほしい?」という言葉が常にあります。
ネットを見れば、様々な情報が溢れています。矯正に関しても、しかり。
でも、今このHPを開いて下さっているあなたの疑問「私(もしくは、私の子ども)の歯並びがこうなってしまった原因は?適切な治療方法・治療時期・治療費は?」に対する明確な答えは見つかりにくいのではないでしょうか?
それは、お一人お一人の歯並びが皆違うからです。無料相談では、相談者の歯並びを矯正医が直接確認してから相談にお答えします。お気軽にいらして下さい。
略歴
- 1982年 神奈川歯科大学歯学部 卒業
所属・資格
- 日本矯正歯科学会
- 日本MEAW研究会
- 日本非抜歯矯正研究会
主な論文・発表
- 2003年4月 NPO日本テンプレート研究会 演題「全身を考えた矯正治療」
- 2006年7月 Meaw21矯正会 演題「頭痛と咬み合わせの関係」
- 2010年6月 「舌と歯並びの関係」 sunday morning seminar
- 2013年11月 「からだは一つつながっている<咬み合わせと全身との関係>」natural medical college japan
研修歴
- Edgewise Technique
- Two way system Technique
- Muitiloop edgewise arch wire Technique
- Molar Oriented Orthodontics Technique
- 他多数 受講
武内 大典 ~Daisuke Takeuchi~
専門:成人矯正・一般歯科
勤務日・・・月・金(※月によって変更あり。詳しくはお問い合わせください。)
国立t歯科で噛み合わせ治療をメインで担当させていただくことになった「武内大典(だいすけ)」です。これまで埼玉県の最大手医療法人、東京都心を中心に全国展開している大手医療法人、その他個人開業医・研修会・セミナーにて多種多様な研鑽を積ませて貰いました。
現在は矯正治療をメインにしていますが、開業医で行う治療は外科的な分野も含めて全てを経験・実践してきました。総合診療医としての経験を活かし、広い視野からよりベストな矯正治療を皆さんに提供出来たらと思います。
矯正治療は様々な方法があり、10人先生がいたら10人ともやり方や考え方が違うと感じています。ワイヤー矯正も抜歯矯正、非抜歯矯正で大きく変わって来ますし、使うワイヤーも多数種類がありますし、ワイヤーの調整の仕方も違ってきます。
マウスピース矯正も多数の企業がそれぞれの手法にて出しています。細かなところまで追求していくと100人先生がいたら100人とも違いが出る…とも感じています。
それほど多岐に渡って方法があり、ゴールはどれも一緒………と思いきや、ゴールも若干の違いがあります。審美(見た目)を重視して仕上げる先生もいれば、機能(噛み合わせ)を重視して仕上げる先生もいます。当然両取りを狙っていくのですが、私はどちらかというと機能(噛み合わせ)を優先させます。なぜならば、噛み合わせが体調に大きく関与している可能性が高いからです。
噛み合わせは体調に大きく関わるもの…というのは私は余り信じていませんでした。科学的な根拠も明確にはないし、そのような報告をしている先生の話にも「偶然なのでは?」とも思うこともありました。
しかしMEAWワイヤーで行う矯正治療に出会ってから、あくまで経験則の域ですが、「噛み合わせと体調は関連性が非常に高いもの」「噛み合わせ次第で人間のパフォーマンスが大きく変わる」と私の脳内はアップデートされました。
「歯並びがキレイ」と「噛み合わせが整っている」は非常に近しいようですが、μ(マイクロ)単位を追求していく口腔内では相反することがあります。良好な噛み合わせとは………を説明していくと終わりが見えなくなってくるので、そのうちまとめた内容を何らかの形で発信したいと思います。
先述の通り先生によってやり方等違ってきます。つまり先生によって矯正に対する考え方というものが違うと思います。
これは医療の世界に置いて「絶対」「必ず」はないので、先生によって違いが出てくるのは当然で、どこに主眼を置くかも変わってくると同時に全てが正解の択に入る…と思っています。
話はまた変わりまして、矯正治療は大きく分けると従来から行われていたワイヤーによる矯正と近年注目されているマウスピースによる矯正があります。マウスピース矯正(インビザライン等)は非常に画期的なもので、
- 見えづらい
- 取り外しが可能(歯磨きがよくできる)
- 従来のワイヤー法より痛み、異物感が減少傾向にある…等
が主なメリットとして挙げられます。
逆に、まだ歴史が浅くトライアンドエラーから完全に脱していないように感じるので、
- 症例の幅が限定される
- 患者さん自身で取り外し出来るので、意志が弱い方はなかなか終わらない
- 基本的にはワイヤーより弱い力をかけているが、予期せぬ力がかかる事があり、歯や周辺組織を痛めてしまう
- 途中経過の噛み合わせもそうですが、特に終盤の噛み合わせを確立させるのが難しい
- 不定愁訴(噛み合わせによる原因不明の体調不良)が治療中、終了後に発現する…
などが、個人的な見解ですが可能性として挙げられます。
マウスピース矯正で失敗をしてしまい、相談を受けてワイヤー矯正で再治療をされる方も私の受け持った患者さんにいたので、完全にマウスピースに頼りきっていくのはまだ不安があります。
しかし、現在のマウスピース矯正、特にインビザラインに関しては、症例等をしっかり見極める事(厳しい症例では無理にやらない)、治療計画を見極める事(無理な動きがないか)、適正に使用できる事(患者さんの協力を十分に得られる)等がクリア出来れば、非常に良いパフォーマンスを発揮します。
マウスピース矯正はデジタル化された矯正で、どの分野でも同様ですが、ビックデータがとれてくると指数関数的な急成長をします。マウスピース矯正は今も著しい成長を遂げているのは間違いないので、今後よりアップデートされた良質なものに近づいていくのは間違いないと思います。
カイロプラクティック等のセミナーも受講し、勉強を重ねておりますが、噛み合わせのズレと身体のズレも非常に密接な関係にあり、より噛み合わせが重要と益々感じています。
現段階では噛み合わせへのアプローチしか出来ませんが、いずれ全身も整えて全てを自己完結できるように向上していきたいと思います。私が関わる全ての人がより健康であり健口(けんこう)になれるよう、幸せに人生を全う出来るよう努力していきますのでよろしくお願いします。
略歴
- 都立国分寺高校 卒業
- 神奈川歯科大学 卒業
- 神奈川歯科大学臨床研修(北上尾歯科)
- 医療法人社団 大志 常勤
- 医療法人社団 健青会 常勤
- その他多数開業医 非常勤
所属・資格
- 日本顎咬合学会
- 東京矯正歯科学会
- インビザライン認定医
- Perisolv認定医
- Carisolv認定医
研修歴
- American Academy of Fixed Prosthodontics annual session
- University of Gothenburg Japan School
- Straumann Basic Seminer (2017.2018.2019)
- Straumann Advance Seminer (2018.2019)
- ITI Dezital Dentistry seminer
- Natural medical college Japan Basic
- Institute of Dental Informations
- Terna Japan ヒアルロン酸ボツリヌストキシンseminer
- その他多数 受講
柳沢 美文 ~Mifumi Yanagisawa~
専門:小児矯正・成人矯正
一言で“歯並びが悪くなる”といっても、その原因はさまざまです。特に子供の不正咬合は、呼吸や姿勢、お口周りや舌の筋肉の使い方など、思いがけないところに原因があります。
お話すると、周りの大人もなんとなく違和感を覚えていたコトだったり「あぁやっぱりこれが‼︎」ということもよくあります。
“歯並びの健康”は“全身の健康”
美しく、機能的で、健康な歯並びを目指しましょう‼︎
どんなことでも、お気軽にご相談ください。
略歴
- 都立国立高校卒業
- 神奈川歯科大学 卒業
- 神奈川歯科大学附属横浜クリニック研修勤務
- 神奈川歯科大学矯正科大学院 卒業
所属・資格
- 日本歯科矯正学会
- 東京矯正歯科学会
主な論文・発表
- 2012年 ヨーロッパ国際頭痛学会 「頭痛と咬み合わせとの関連」研究発表
- 2013年Dr.John Flutter Myofunctional Orthodontics, Diagnosis and Treatment Planning
Dr.Chris Farrell Myofunctional Research Company course - 2014年 ヨーロッパ国際頭痛学会 「片頭痛と不正咬合治療」研究発表
- 2017年〜 自身の出産を機に産婦人科や助産院にて子供の歯並びについてお話ししています