つめ物・かぶせ物・ホワイトニング

このページの目次

1 咬みやすく美しく違和感のない審美歯科を目指します
2 審美歯科は歯科医師、歯科技工士の腕で大きく治療結果が変わる
- 2.1 治療前
- 2.2 治療後
3 審美歯科における機能とは？
4 歯茎とのバランスが重要
5 歯科技工士との連携による精密形成
- 5.1 クリニックに歯科技工所を併設！より患者様の口に合わせた形成へ
6 審美歯科治療における「美しさ」の基準とは
7 素材選びは患者様の体質や咬み合わせに応じてチョイス
- 7.1 ご予算に関するご相談にも対応致します
8 きちんと物を咬めるようにする審美歯科治療のために
9 詰め物・被せ物で歯を修復する際の注意点
10 ホワイトニングは患者様のライフスタイルに合わせた方法を
11 歯のホワイトニングについてよくある質問
12 つめ物・かぶせ物・ホワイトニングの料金一覧
13 国立において詰め物や被せ物、ホワイトニングをお考えの方へ

咬みやすく美しく違和感のない審美歯科を目指します

審美歯科

ガタガタの歯並びをきれいにしたい
目立つ銀歯をナチュラルな感じにできないだろうか
ちょっとした歯の向きや生え方を簡単に調整したい
一本だけ歯が抜けてしまった部分を埋めたい

治療前

治療後

歯の生え方や並びといった「見た目」を整えきれいにするのが審美歯科の役割です。当院では、ただ見た目を整えるだけではなく、咬みやすさや違和感のなさにもこだわった審美歯科のご提供を目指しております。審美性のみならず機能性も重視した当院の審美歯科のポイントについて、以下でご説明致します。

レジン充填(ダイレクトボンディング)
できるだけ削らない審美歯科へ

レジン充填

レジンとはセラミックとプラスチックを掛け合わせた素材のことです。患部に直接このレジンを詰めることで、歯の見た目を修復するというのがレジン充填法(ダイレクトボンディング)です。型をとって、補綴物として詰め物を詰める場合、患部へきっちりとはめ込むために、歯も余計に削る必要があります。これに対してレジン充填法では、最小限の悪い部分だけを削って詰めれば足りるため、比較的削る部分を少なくすることが可能となるのです。

「拡大ルーペ(５倍)精密形成」
より長持ちしやすい審美歯科へ

マイクロスコープ形成

詰め物や被せ物を長持ちさせるためには、詰め物や被せ物と、それを詰めたり被せたりする歯（支台歯）の両方がきちんと合っている必要があります。当院では、精密な適合性を実現させるためにマイクロスコープや歯科拡大鏡を用います。これらの器具で視野を数倍から数十倍にまで拡大することで、細かい部分までしっかりと形成を行い、詰め物や被せ物と歯との繋ぎ目をピタリと合わせることができるのです。また、そうすることで歯周病や二次虫歯のリスクも大幅に下げることが期待できます。

ダイレクトボンディング✕マイクロスコープによる精密な審美治療

こちらは、当院の日本歯科顕微鏡学会認定医が実施したマイクロスコープ精密治療の動画です。拡大視野下での精密な切削に加え、歯の切削量を最小限に抑えることができるCR・ダイレクトボンディングで修復を行っております。

審美歯科は歯科医師、歯科技工士の腕で大きく治療結果が変わる

治療前

他院にて、右上の６番目の歯にCR（コンポジットレジン）が充填してありました。よく見るとあまり歯の形態をしていないように思われます。実は、見た目が悪いだけでなく、レジンの下は虫歯が広がっていました。虫歯治療してレジン充填治療したはずが、また虫歯になってしまったということで、患者様はがっかりしておられました。

治療後

当院でのコンポジットレジン充填後の写真です。密着性が高く、見た目も綺麗なコンポジットレジン充填治療後です。症例によって適応は異なりますが、CR（コンポジットレジン）が適応されるものではこのように、審美、機能を追求して処置を行なっています。

審美歯科における機能とは？

審美歯科における機能とは、「咬み合わせ」と「親和性」です。見た目だけキレイでも咬み合わせが悪く顎が痛い、頭痛がする、アレルギー症状が強まってしまうという症状があればいくら見た目がよくなっても全く意味がありません。しかし、このような見た目重視の治療を受けてお悩みの方は多くいらっしゃいます。当院ではこのようなことがないよう、機能を重視した審美歯科を心がけています。

審美性と機能性の両立１（顎関節症の改善）

治療前

治療後

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▼Dr.ひさゆきのコメント

正しい機能を追求すると見た目は美しくなります。しかし、見た目だけを追求しても機能は改善しません。審美と機能は一体で考えていかなくてはいけないと考えます。

審美性と機能性の両立２（ラミネートベニアで歯の形を修正）

治療前

治療後

ご感想▼クリックすると一部拡大したものが表示されます

▼Dr.ひさゆきのコメント

先天的な歯や歯茎の形もラミネートベニアによって審美的に改善することが期待できます。もちろん、この患者様も咬み合わせから考えて治療を行なっております。

金属の修復物から白い修復物へ

治療前

治療後

▼Dr.ひさゆきのコメント

審美的な要求は年々高まっているように感じます。詰め物やかぶせ物の銀色の金属が気になる場合には、セラミックなどで自然な歯の色に仕上げるよう改善していきます。

不良修復物から適合の良い修復物へ

治療前

治療後

治療前

▼Dr.ひさゆきのコメント

このケースは単に見た目を気にして白くしたわけではありません。かぶせ物とその土台の間、目に見えないところの隙間からむし歯・歯周病が進行していたために治療を行いました。奥歯を金属（白金加金）にしているのは咬み合わせを考慮しているためです。

歯茎とのバランスが重要

審美的かぶせ物と歯肉のバランス

治療前

治療後

お口の審美は歯の色や形だけではなく、歯肉とのバランスが大切になります。この症例ではセラミックのかぶせ物と歯肉の移植治療で、より審美的になりました。

その他の「審美歯科治療の治療例」はこちらからご覧ください >>

歯科技工士との連携による精密形成

熟練歯科技工士

詰め物や被せ物というのは、専門家である歯科技工士が製作しています。私たちの歯は非常に複雑な形をしており、それに合わせて人工の歯を形成していくのには高度な技術と専門的な知識が必要となります。歯の見た目をきれいにする審美歯科においては、詰め物や被せ物を作る歯科技工士の腕に治療の結果が左右されます。見た目に加えて咬み心地も重要となるため、熟練の歯科技工士の手による製作が求められるのです。

クリニックに歯科技工所を併設！より患者様の口に合わせた形成へ

多くの歯科医院では、詰め物や被せ物を製作する場合に外部の歯科技工所へ依頼するという形を取っています。ただ、それでは歯科技工士は患者様と顔を合わせることも、実際の患部を見ることもなく、詰め物や被せ物を作ることになってしまいます。患者様の口腔内の状態というのはそれぞれに異なるものですから、患部を見ないままでの技工というのは精度を欠くことになりかねません。そこで当院では歯科技工所を併設することで、歯科技工士によるマンツーマンでの直接的な確認を可能としました。

歯科技工士

歯科技工士は患者様の口を直接確認し、精度の高い技工物の提供を目指しております。

コンマ１mmの世界で調整

仮歯の製作も歯科医師ではなく歯科技工士が行います。精度の高い仮歯も審美補綴治療の成功のために必要不可欠です。

一つ一つ手作業

製作にあたっては、マイクロスコープを使用し、色の微妙なグラデーションやミクロン単位の形成にまでこだわります。

審美歯科治療における「美しさ」の基準とは

歯の見た目を美しくすると言っても、どのような観点からそれを判断すればいいのかという問題があります。そこで当院では「美しさ」に基準を設定し、明確さを持たせています。

歯の形状

歯にもそれぞれ形があるため、全体として馴染むような形に整えます。

正中線への整合

正中の合致

顔の中心の線に沿った形で上下の歯を揃えます。

スマイルライン

スマイルラインとは、微笑みの際に見える前歯のラインです。これをきれいに見せます。

歯の自然さ

歯の特徴

元から生えている歯と見分けがつかないような自然さを意識して仕上げます。

性別との適合

男性と女性とでは歯の大きさや形も違ってくるため、性別にも合わせます。

肌の色合い

肌の色

意外と見過ごされがちな肌の色とのマッチングにも気を遣います。

年齢との適合

歯の色合いや形を年齢にも合わせることで、自然さをより高めます。

適切な素材

美しさは、体質や咬み合わせと素材との適合性によっても左右されます。適した素材を選びます。

顔との調和(顔面三角)

バランス

個々の歯だけではなく、口元や顔面全体とのバランスも整えます。

素材選びは患者様の体質や咬み合わせに応じてチョイス

体質や咬み合わせも考慮保険の適用される素材は、質の面でやや劣る場合があります。そのため咬み合わせや見た目を良くするという点でどうしても限界が出てきてしまいます。

患者様の満足ということを考えたとき、当院では保険であると自費であるとを問わず、まずはそれぞれの方へマッチした素材をご提案するように致しております。金属アレルギーの有無や顎の形といった要素によって、ベストな素材は異なってくるからです。

ご予算に関するご相談にも対応致します

とはいえ、費用面でのご理解や納得も歯科治療においては非常に大切です。そこで患者様のご予算を予め伺うことで、無理のない範囲でのご提案を差し上げることにしております。

保険診療内での審美歯科をお求めの際にも、その中で適切な素材や治療法を選びますので、ご安心ください。

きちんと物を咬めるようにする審美歯科治療のために

機能性の向上口や歯というのは、食べ物や飲み物を身体に摂り入れるための重要な器官です。食べ物をよく咬んで唾液と混ぜ合わせることで、消化・吸収をスムーズにするという役割があります。それだけではなく、咬み合わせに問題がある場合は肩や首、顎の凝りや痛み、頭痛や腰痛をももたらすということがわかっています。

このように身体全体への影響が大きいものですから、審美歯科では見た目のみを整えればいいというのではなく、機能性にも気を配る必要があるのです。そこで当院の行っている取り組みをご説明致します。

初期治療の精密化

初期治療

詰め物や被せ物をきちんと作ることで、歯周病や二次虫歯のリスクを低減させます。このために初期治療段階でも拡大鏡やマイクロスコープを使用しております。

咬み合わせの徹底調整

咬合調整

咬み合わせは重要なため、ミクロン単位のズレも見逃しません。

咬み合わせについてはこちら>>

型取りにはシリコーンと寒天を使用

型取りでのシリコーン使用

精巧な型を取るため、当院オーダーメイドの印象材(型採り材)を用いています。

シミュレーションを用いた形成

ワックスアップ

詰め物や被せ物の精度向上のため、事前のシミュレーションを行います。

精度の高い仮歯

仮歯の精度

元から生えていた歯に合わせるように、仮歯の制作にもこだわっています。

型採りの際の歯肉圧排

歯肉圧排

詰め物や被せ物は歯肉を押し下げた状態で装着し、がっちりと付けます。

詰め物・被せ物で歯を修復する際の注意点

保険適用の素材や治療法は素材や治療法が決められているため、自費診療に比べ、見た目や精度が劣る場合があります。
セラミックなどの素材は天然歯より固いため、摩耗や変形はほとんどありませんが、咬み合わせの不調などによって、歯に負担がかかる場合があります。
素材が欠けたり、外れたりする場合があります。

ホワイトニングは患者様のライフスタイルに合わせた方法を

ホームホワイトニングとは

ご自宅で時間を選ばずに行っていただけるのがホームホワイトニングの大きな利点です。

初回は検査とマウスピース作成の必要があるため通院していただきますが、以降はご自宅で施術を進められます。オフィスホワイトニングよりもやや期間は要しますが、白さは長持ちしやすいです。

オフィスホワイトニングとは

歯科医院へ通うことで行うのがオフィスホワイトニングです。ホワイトニング剤を歯に塗り、特殊な光を照らすことで、薬剤が歯に馴染みます。

この方法によれば、短い時間でかなりの白さを実感しやすいため、お急ぎの方に適しています。

ブライダルホワイトニングとは

ブライダルホワイトニングホームホワイトニングは長めの期間行って効果も長続きするという方法ですし、オフィスホワイトニングは短時間でより白くなりやすいですが、効果はやや短くなるという方法です。

それら２つの方法の利点を兼ね備えているのがブライダルホワイトニング（デュアルホワイトニング）です。結婚式前に行われることが多いため、このように呼ばれます。

ホワイトニング治療前に歯を正常な状態に整えましょう

ホワイトニング治療では、個人差はありますが痛みを伴う場合があります。虫歯や歯周病、歯の欠けや被せものなどに隙間がある場合には、症状が悪化したり、痛みが強く現れます。お口の中に問題がある場合には、口腔内の状態を整えてからホワイトニング治療を行いましょう。

歯のホワイトニングについてよくある質問

ホワイトニングは痛いですか？

施術中や施術後に一時的に歯がしみること(知覚過敏)がありますが、痛みを感じることはほとんどありません。知覚過敏も個人差がありますので、全くしみない方もいらっしゃいます。

どのような歯でも白くすることができますか？

ホワイトニングで白くすることができるのは、天然の歯に限ります。セラミックやプラスチックの詰め物には効果がありません。また、神経を抜いた歯の変色も通常のホワイトニングでは、効果が期待できません。

ホワイトニングはどんな人でも受けることができますか？

ホワイトニングの主成分である過酸化水素を体内で分解できない無カタラーゼ症の方をはじめ、妊娠中・授乳中の方はホワイトニングを控えていただきます。また、歯の表面につける矯正器具で矯正治療をされている方、虫歯や歯周病、歯の欠けがある場合などは、そちらの治療が終わり次第、ホワイトニングを実施いたします。

ホワイトニング治療で注意することはありますか？

ホワイトニングを行っている期間中は、施術効果を高めるため、色の濃い食べ物・飲み物を控えていただきます。ホームホワイトニングは、施術方法をしっかりと守り、行ってくください。違和感や痛みなどを強く感じた場合は、担当医にご相談下さい。