顎関節症の治療症例
こんにちは。院長のDr.久幸です。
今日は咬合の不正による「顎関節症」を主訴にいらした方の治療症例をご紹介していきます。
この患者さんは、今から14年前に左のあごが痛くて口が開かない、左下の奥歯が痛い、というのを主訴に来院されました。
初診時の写真です。
左下の奥歯の噛み合わせの噛み締めで、被せ物がしてある銀歯が異常に凹んでいるのがわかると思います。
この患者さんはこの左下奥歯で強く噛み締めをしていたと思われる患者さんです。
この咬合力が強くかかっていたであろう左下の奥歯は歯の根も割れておりました。
これら咬合不正も一要因になり、左の顎関節症で口が開きにくかったのだと思われます。
顎関節症自体は20年も前からあったそうです。この患者さんは肩こりと不眠症があるとおっしゃっていました。
そこで治療計画としては矯正治療による歯列不正の改善とインプラント治療による欠損部の回復を行い、噛み合わせと顎関節症を治していくことにしました。
矯正治療前後の写真です。
治療終了後の写真です。
治療後のアンケートです。
3年あまりの治療で顎も身体も元気になられ、夜もよく眠れるようになったとのことです。
現在メンテナンスに毎月来られ、11年経過したところです。経過良好です。
このように噛み合わせ、顎関節症は全身にも影響を及ぼすことがあります。
国立市で顎関節症や噛み合わせでお困りの方、一度ご相談にいらしてください。
スタッフ一同お待ちしております。