凸凹歯並びの矯正治療例(20代女性 治療期間1年4ヶ月)
叢生の治療例(Before&After)と解説
歯が凸凹(叢生)に並んでいるのを治したいとのことでご来院された患者さまです。
歯並びの凸凹(叢生)は、スペース不足によるものですが、そのスペース不足の原因は下記の2つになります。
顎の大きさと歯の大きさのアンバランス
歯軸傾斜
今回の症例は、歯軸傾斜によるスペース不足が原因で歯並びが悪くなっていました。
治療方針
- 歯軸傾斜を適切な状態にすることにより、出っ歯・叢生・アーチの形・Curve of Speeを改善
- 第2大臼歯(7番目)の干渉を改善
※Curve of Speeを改善することにより、7番の干渉を改善できます。
【Curve of Speeとは】下顎の歯列を横から見た時に、頬側の咬頭の連なりが緩やかなカーブとなり、それをCurve of Spee(スピーの彎曲)と呼びます。正常な咬み合わせは、このスピーの彎曲が平坦か、僅かに弧を描く程度になります。
上記2つの治療方針によって、歯並び・噛み合わせを審美的、機能的に改善する計画を立てました。
親知らずの抜歯
歯軸傾斜改善のため、矯正治療前に親知らずを抜歯しました。
矯正治療の実施
【歯軸傾斜改善前】
【歯軸傾斜改善後】
歯軸傾斜改善により臼歯部高径が高くなるため、ディープバイト(深い咬み合わせ)も改善しました。
【Curve of Spee改善前】
【Curve of Spee改善後】
歯軸傾斜が正常になり、Curve of Speeをはじめ、第2大臼歯の干渉も改善されました。これによって歯ぎしり・噛みしめも軽減されます。
矯正治療前後の比較
【矯正治療前】
【矯正治療後】
歯軸傾斜を正常にすることによって、歯並び・噛み合わせを審美的、機能的に改善することができました。
年齢・性別 | 20代女性 |
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治療期間 | 1年4ヶ月 |
抜歯 | あり |
治療費 | 1,006,500円/税込(※大学生なので学割適用) |
リスクなど | ・矯正に伴う鈍痛が生じる場合があります。 |
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