移植・インプラントの審美症例
こんにちは。Dr.久幸です。
今回は歯の失われた箇所に歯の移植とインプラントを行い、機能面・審美面を回復した症例になります。
60代 女性
患者様は、20年前から当院に通院中の方です。
1994年に初診で来院された時、右下6、7が欠損していました。
当時入れ歯が入っていましたが、相談により、左下の親知らずを移植することになりました。当時は、歯が無くなったところに植え代える移植は、まだ日本でも世界でも少ないのが実情でした。
術後の写真です。
矢印の歯が移植した歯です。移植後、現在23年経過していますが、順調に使っておられます。
2010年神経のなかった右上3番にひびが入り、抜歯となりました。
その後インプラントの希望があり、2010年にITIインプラントを埋入しました。
術後の写真です。
矢印の歯がインプラントになります。審美的にも良好です。
このインプラントは審美性が高く、以前の神経のない歯に比べ自然な色と歯ぐきになりました。咬み合わせも改善されています。審美的なインプラントは歯ぐきも一体として見られています。この歯茎の形を再生するのが難しいと考えられています。
自分の歯がある限り、それを生かす治療がよりベターな選択だと考えています。
しかし、右上3番のように移植歯が見つからない場合には、インプラントが第2の選択になります。いずれにしても、永く自分の歯で食べて行けることが、言うまでもありません。
当院では、かねてより移植・インプラントに力を入れてきました。
国立市でインプラント・移植に興味のある方はぜひ一度ご相談ください。
スタッフ一同お待ちしております。