転倒して破折した前歯をラミネートベニアで修復した症例
転倒して破折した前歯をラミネートベニアで修復した症例
こちらの患者さまは2005年の初診(当時9歳)より、当院へ通院されている男の子です。
2007年4月に転んで左上前歯を破折したため、来院されました。
歯を破折された場合は、破折の度合い、神経まで損傷しているか等の状況によって、抜歯や根管治療が必要になるなど対処法は様々です。
こちらの患者さまは、幸いにも神経は損傷されていなかったため、相談の結果、破折部分を「ラミネートベニア」で修復することになりました。
ラミネートベニア修復
ラミネートベニアとは、歯の表面を僅かに削り、そこへ板状のセラミックを接着して歯の形態を整える修復法です。しかし、出来るだけ当該歯の表面歯質を温存し、ほぼ壊れた部分のみの形成を行い印象を行いました。
完成したセラミックを左前歯に接着し、見た目や咬み合わせを確認します。その後、歯の表面を研磨して治療完了です。
治療前後の前歯の比較・経過
治療前後と治療から12年後の前歯の写真です。セラミックは審美性が高く、天然歯に近い質感が特徴です。治療後の画像はどの部分が破折したのか分からないほど周囲の歯と調和しています。治療後も定期検診の際などに前歯の状態を確認しており、治療から12年経過(2021年:患者さま25歳時)しても特に問題はなく良好な状態を維持しています。
国立市で審美歯科に興味のある方、自分の歯のことが心配な方、ぜひ一度いらしてください。
スタッフ一同お待ちしております。