前歯の被せ物の1例
今回は「前歯の着色が気になる」という主訴を持っていた患者様の審美歯科治療の1例を見ていきます。
まずは写真で見てみましょう。
右上の1番。前歯の歯が全体的に着色していて、審美的に良くない状態です。
患者様は女性で前歯はよく見えるので改善したいとの訴えがありました。
確かに前歯はよく見えるので、その人の印象やイメージがつくことが多いです。芸能人や人に見られることが多いお仕事の方は特に歯の審美を気にされることが多いのも納得できますね。
このように審美的な欲求に対しての治療方法は被せ物(クラウン)、表面だけの被せ物(ラミネートベニア)など色々ありますが、今回のケースはクラウンで治していくことになりました。
まずは大まかな色のチェック(シェードテイキング)です。
当院は院内に技工士がいますので、基本的には技工士の目による確認と写真による確認を行っています。
写真を見ると歯の色も微妙な違いではありますが、違うのがわかりますよね。
次にクラウンを入れるための形を作って再度色のチェックです。
今回は「A2」という色を基準に細かい部分を合わせていくことになります。
ここからは歯科技工士の腕の見せ所です。いかに自然にかつ綺麗にできるかは技工士次第です。
完成後の写真です。
これをお口の中に入れると、、、
良く見てもわからないくらい自然で綺麗に入っています。
患者様も大変喜んでいただけました。
このように当院では歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士がチームとなって、最適な治療を提供できるよう日々研鑽しております。
国立市で審美的な歯科治療を受けたい方、ぜひ一度相談してください。
スタッフ一同お待ちしております。