歯冠挺出(エクストリュージョン)を行った症例|国立t歯科

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歯冠挺出(エクストリュージョン)を行った症例

今日は歯冠挺出(エクストリュージョン)を行った症例をご紹介します。

 

歯冠挺出(エクストリュージョン)って何だ?と思われる方も多いと思います。

名前の通りですが、歯の頭(歯冠)の部分を出すという処置です。

よく歯の頭が虫歯などでボロボロになってしまい、歯の根っこも含め、抜歯をする

このような経験がある方もいらっしゃるかと思います。

確かにどうしても抜歯せざるを得ないケースもあります。

ただ、この歯冠挺出(エクストリュージョン)を行うことにより、抜歯せずにご自身の歯をまた使えるケースも出てきます。

写真を見て見ましょう。

 

左上の5番目の歯の内側からの写真になります。

矢印の部分に注目していただきたいのですが、歯の一部分が歯ぐきの中に埋まってしまっています。

この状態では綺麗な被せ物を作製できません。無理に作製すると、後々症状が出てきます。

そこで歯冠挺出(エクストリュージョン)を行います。

この写真は外側からの写真になるので見る方向が変わりますが、歯冠挺出(エクストリュージョン)を行う5番目の歯にワイヤーを付けて仮歯にもワイヤーを装着し、ゴムの力で引っ張り出します。

矢印の歯が歯冠挺出(エクストリュージョン)した歯になります。

ここまで出てくると土台を綺麗に入れることができ、被せ物も綺麗に入れることができます。

 

非常に細かい治療にはなりますが、この治療を行うことで歯を抜歯せずに使うことができます。

1本の歯を救うことができるのです

 

このように歯の治療は非常に細かい部分に気を使うことが重要です。

当院では細かい部分の治療を適切に行うために、拡大鏡やマイクロスコープを用いて治療に取り組んでいます。

 

国立市で歯医者を探している方、相談したいことがある方はぜひ一度いらしてください。

お待ちしております。

 

 

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