【確認】親知らずの移植・矯正治療で歯並びと咬み合わせを改善した症例
このページの目次
親知らずの移植・矯正治療で歯並びと咬み合わせを改善した症例
親知らずの移植と矯正治療で気になる歯並びと咬み合わせを改善した症例をご紹介します。
初診(2013.05)
こちらの患者さまは、左上の歯の違和感、歯並びの改善を主訴に来院されました。笑った時に見える前歯の見た目を気にされていました。
初診検査(2013.07)
【問題点】
- 上左7番が噛むと違和感を感じる
- 左右の上2番が内側に生えている
- 全体的にやや深い噛み込み
検査の結果、上左7番は歯根破折だったため、抜歯と診断しました。患者さまと相談し、上左7番を抜歯して親知らずを移植後、矯正治療で歯並びを改善する計画を立てました。
当該歯の抜歯と親知らずの移植
上左7番は元々ブリッジの土台として使用していましたが、歯根破折・根の病気によってできものができていたため、抜歯しました。
上左7番を抜歯後、患者さま自身の親知らずを抜いて移植しました。
親知らず移植後のレントゲン画像と抜歯直後の親知らずです。
矯正治療の実施(2013.08~2014.11)
矯正装置を装着して気になる歯並び・咬み合わせを改善していきます。
矯正治療完了
矯正治療開始から1年3ヵ月後に治療完了となりました。左右の上2番の歯並び、全体的にやや深い咬み合わせもしっかりと改善されました。
治療前後の比較
口元の左右バランス(歪みが取れた)が整い、美しくなりました。
乱杭歯が整い口元が美しくなりました。
笑った時にきれいな前歯が見えます。術後8年経った現在も特に問題なく、良好な状態を維持しています。
歯並び咬み合わせが整い、きれいな歯並びで歯磨きもしやすくなりました。
咬み合わせが整い、顎の動きもよくなり体調がよくなりました。
左上7番は、歯根破折・根の病気で使えなかったので、右上親知らずを抜いて→左上7番に移植しました。
年齢・性別 | 54歳女性 |
---|---|
治療期間 | 矯正治療 1年3ヵ月(保定4ヵ月含む) |
抜歯 | 左上7番・親知らず(移植) |
治療費 | 実費 |
リスクなど | ・矯正に伴う鈍痛が生じる場合があります。 |